教科書の向こう側を感じる

過敏性腸症候群という病名がある。

定義としては「大腸や小腸に異常が見つからないのに下痢と便秘を繰り返すような腹部の異常がみられる病気」とある。

教科書的には。

ここ最近、その便秘型の方からの問い合わせが多い。

その教科書通りの定義に沿って、ストレス性のものですね～ではなく。

その向こう側にある便秘が何年も続いて自信を無くされていたり。

いつガスが漏れだすかの不安。

そういった心理的な背景までを視野に入れていくことのほうが何倍も大切であると思った平成の終わりがけでした。

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