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こんにちは。フルミチ鍼灸院院長の杉山です。
今回は「過敏性腸症候群(IBS)」という症状と、鍼灸治療との関係について、はじめての方にもわかりやすくご紹介いたします。
IBSとは?――病気ではなく“状態”と考えます
この見出しはあくまで私の解釈ですが状態としておきます。
IBS(過敏性腸症候群)とは、病院で検査をしても特に異常が見つからないのに、便通やお腹の不調が続く状態のことです。代表的なタイプは以下の3つです。
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下痢型(トイレが近く、外出が不安) 
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便秘型(何日も出ずにお腹が張る) 
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混合型(下痢と便秘を繰り返す) 
特徴的なのは、ストレスや緊張と連動して症状が出ることです。
なぜ鍼灸がIBSに向いているのか
IBSの背景には、自律神経の乱れがあります。
自律神経は、私たちの意思とは関係なく、内臓や血流、呼吸などを調整する神経です。緊張(交感神経)とリラックス(副交感神経)のバランスが崩れると、腸の動きにも大きな影響を与えます。
鍼灸では、自律神経のバランスを整え、体が“安心して働ける状態”をつくっていきます。
鍼灸での具体的なアプローチ
当院では、以下のような視点で施術を行っています。
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背中やお腹のツボを用い、腸の動きを穏やかにする 
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呼吸・姿勢・緊張のクセを診て、自律神経の調整につなげる 
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冷えや血流不足を改善し、内臓の働きを高める 
症状だけを見ず、体の全体像から「なぜその不調が出ているのか」を捉えていきます。
「病院では異常なし」と言われた方へ
IBSは、明確な“病気”ではなく、体の機能的な不調です。
この機能的という部分がポイントです。
だからこそ、画像や血液検査で異常が出ないことが多く、本人だけがつらさを感じている状況になりがちです。
そうした「数値に出ない不調」にこそ、鍼灸は力を発揮します。
最後に
IBSは、“体が出しているサイン”でもあります。
無理をしていないか、抱え込みすぎていないか――
鍼灸は、単に症状を抑えるのではなく、体の声に耳を傾け、整えていく医療です。
ぜひフルミチ鍼灸院まで一度ご相談ください。
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