

DAYS 治療院の日々
昨日更新したブログ
11月12日更新
『そもそもトレーナーって何なのでしょうか??~仕事編~』
https://www.sugiyamachiryouin.jp/all/blog/days/6149/
これがなかなか熱いという反響を頂きました。
ありがとうございます。
さて、今回はその種類についてお話をしたいと思います。
今まで、この業界に興味がある人とお話をしていく中でよく言われた言葉があります。
『トレーナーになりたいです!!』という言葉。
僕はそこでこう聞きます。
『どんな?』
だいたいの人は言葉に詰まってしまいます。
そうなんです。
あまり知られていないのですがその種類。
昨日も少し触れましたがトレーナーって分野は広いんです。
何があるのでしょうか?
①アスレチックトレーナー
よくJリーグやサッカー日本代表の試合を見ていると選手と一緒にベンチにいて、選手が怪我をしたりすると担架を持って出てきたりする人いますよね?
選手が打撲や捻挫等の怪我をした際に症状を判断してアイシングやテーピング、出血していれば止血などの処置もします。
野球でよく見られるのがデッドボールや自打球が当たった際にコールドスプレーを持ってくる人もそうですね。
また、選手の脚がつったりしない様にストレッチも行う事もありますし、熱中症対策で水分補給の管理を行う事もあります。
これは僕が社会人のアメリカンフットボールチームでアスレチックトレーナーをやっていた頃の写真です。
このように選手が打撲をした際に氷を要求されたので氷を渡して冷やしてもらってるシーンです。
この選手はキリックス豊田ブルファイターズ#71大宮選手http://bullfighters.jp/member_ol_71.htmlです。
とてもスタッフ想いな選手でした。
こうした熱いハートを持った選手をサポートできるのは非常にやりがいがあります。
また、大きい怪我をされた際にどの医療機関にかかるべきかを選手に伝えてあげる事も仕事のひとつです。
近年では急な心筋梗塞で倒れ、命を落とされる方もいらっしゃいました。
AEDの使い方も知っておき、不測の事態に備える事も必要になってきてます。
②メディカルトレーナー
これは今の自分も含まれるのかなぁと思います。
怪我からの復帰が少しでも早くなるように手助けをするトレーナーです。
病院でのリハビリテーションもそうですし、接骨院や治療院での治療もそうでしょう。
また、怪我をしないように日常のコンディションを整えてあげる事も含まれるのではないでしょうか。
特に医師や理学療法士や柔道整復師や我らが鍼灸師は本当に腕の見せ所であります。
これは現在キックボクシングで2団体でチャンピオンになっている不可思選手の拳です。
名古屋でケアを担当していた時の話です。
上が2013年6月の試合後の拳(この試合勝利)
下が2013年7月の試合数週間前の拳。
怪我をしている状態では試合に出ることはできません。
しかし、この時鍼治療や色々と自分の持てるものを出してここまで仕上げました。
ちなみに下の2013年7月の試合も勝利しました。
さすがにやりがいに満ち溢れ、勝利した日は嬉しすぎてお酒をガンガン飲みました(笑)
いい思い出です。
このように早期復帰を懸けて戦うお仕事であります。
③ストレングストレーナー
これはパフォーマンス向上のために筋力トレーニングをはじめとしたさまざまなトレーニング指導を行うトレーナーです。
この人たちは相当勉強されています。(杉山調べ)
人体とトレーニング方法や栄養管理に精通しています。
競技特性を考えて、そのスポーツに合ったトレーニングメニューを提供。
瞬発力や持久力などのフィジカル面の向上を目的としたトレーナーです。
①のアスレチックトレーナーを兼ねている人もいらっしゃいますね。
僕が担当していた不可思選手は名古屋時代からストレングストレーナーを依頼し、メキメキとフィジカルが向上。
栄養に対する知識をつけました。
デキる選手の傍らにはデキるストレングストレーナーがいるといっても過言ではありません。
④フィットネスのトレーナー
この分野のトレーナーは皆さんになじみが深いのではないでしょうか?
スポーツクラブにいらっしゃる方がそうですね。
ヨガやピラティスのインストラクターもここに含まれるかもしれません。
このようにトレーナーといっても種類があります。
トレーナーを志す方はまず種類から絞っていくと良いですね。
そしたらどういった学校に行ってどんな勉強、資格が必要になってくるか明確になってくると思います。
トレーナーを目指す方の参考になれば幸いです。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照