僕は鍼灸師の免許を所有し毎日の臨床に励んでおります。

さて、もう数年前になってしまいましたが鍼灸のテレビドラマがやっていたことはご存知でしょうか？？

【宮廷女官チャングムの誓い】

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%BB%B7%E5%A5%B3%E5%AE%98%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84

これは一世を風靡した韓国ドラマであります。

韓流にお詳しい奥様方はご存知でしょう。

最近、日本では佐藤健さんが【天皇の料理番】という一人の少年が天皇の料理番にまで上っていくドラマをやっていました。

チャングムの誓いではチャングムが王の主治医になっていきます。

その中では東洋医学に関係した内容がふんだんに触れられております。

厳密にいえばあのドラマ中の治療法は韓医学であって中国の中医学とは違って、また海を越えた日本の医学とは・・・・

というむつかしいお話は置いておいて。

見られた方はお分かりだと思いますが診断をされているシーンがあったと思います。

脈を診たり、舌を診たり、顔色を診たり、お腹を診たり、お話を聞いたり。

おそらくにおいもかいでいたでしょう。

これは鍼灸治療の中でも重要な診断の部分になってきます。

鍼灸は患者様から得られる全ての情報を総合して初めて治療に入る医学です。

つまり患者様の身体の声を聞く。

患者様の身体が答えを導き出してくれる医学と言ってもよいでしょう。

そういった面をしっかりと描写されていたドラマでした。

それができるようになるまでウン十年。

それでは足りないと何年たっても進化し続ける先生はたくさんいらっしゃいます。

世の鍼灸師さんはテキトーな講習だけ受けて臨床をしているわけではないんですね。

国家資格を取ってからも勉強、勉強さらに勉強し続ける熱い職業かもしれません。

まだまだ僕はヒヨコすぎますのでさらにがんばります！！

明日はイトウメディカルさまの感謝祭に行ってきます。

イトウメディカルさん

http://itohari.com/

よって休診になります。

よろしくお願いします。

ちなみに僕がチャングムの誓いで印象に残ったのはチャングムが魚の鯛に鍼を打ったシーンです。

衝撃でした（笑）

スギヤマ治療院～古道院～杉山英照