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DAYS 治療院の日々

悪玉コレステロールって本当に悪?

 

家を建てる材料として木材があります。

木材があるから家が建つわけですよね。

「いやいや、木っていうのはさシロアリが食べるかもしれんし、腐るかもしれんし、木材っていうのは悪だよ!悪!悪玉だよ!!」

 

…まぁ、そんなことを言う人はいないわけです。

 

では、脂質を代謝したり、身体を構成したり、免疫に非常に重要なビタミンを作ったり、ストレスに対抗するホルモンを作ったりなどなどする材料として◯◯があります。

◯◯があるから生きていけるんだよね。

 

その◯◯の中に入る言葉が悪玉コレステロールだったらどうでしょう?

あまりこの言い方好きじゃないのでLDLコレステロールにしましょうか。

 

そしたら、「えっ?めっちゃいいやつやん!今まで誤解していて悪かったね!」となりますよね。

トクホの馬鹿野郎!

そう叫ぶ人もいるかもしれません。

LDLコレステロールはなくてはならない存在なのです。

LDLコレステロールはTVなどを見ると少なければ少ない方が良いイメージですが実はそうではなく血液検査のデータでは100は欲しいです。例えば70とか低値になると以下のものが作れなくなるので要注意です。

 

①胆汁酸の原料になる。LDLコレステロールの80%は胆汁酸になりますので少ないと作れないです。

②細胞膜の原料。

③ホルモンの原料。性ホルモンやストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールの原料となる。

④ビタミンDの原料。これはすごく大切な脂溶性ビタミン。今ですと免疫力に関わるビタミンです。特に日光を浴びる機会が少ない現代人には必須です。

⑤CoQ10の原料。エネルギーを作るときに大切です。これがないとエネルギーが作れないので疲れますよね。

 

一般的には動脈硬化の原因とされていますが実は違って非常に大切なんです。

なぜ悪となるのか?

例えばLDLコレステロールがすごく高値の人がいたとします。

その場合は原料があぶれている。

原料があるのに使えていないことが考えられます。

その結果、白血球が不要物として食べて、その後その白血球は死ぬ。

その死骸がゴミになり血管が硬くなってしまうわけです。

つまりLDLコレステロールが動脈硬化の原因になるわけではない。

どこかで話が一人歩きして存在自体が悪みたいになってしまっていますが本質的な原因はLDLコレステロールを原料として使えていないことが挙げられます。

 

ではなぜ使えていないのか?

腸-肝の循環が悪い。

例えばストレスなどがあって腸の動きが悪いと胆汁酸に流すことができませんからLDLコレステロールが原料のまま在庫を抱えた状態になって残るわけです。

お腹を動くようにお腹を温めてあげて迷走神経という神経を刺激してあげるのも良いです。

ストレスも緩和してきますのでオススメです。

他、酸化を防ぐ役割があるビタミンEや水溶性食物繊維を入れてあげるのも対策のひとつです。

何しろ時間をかけてきたものでありますので地道に腸の動きからアプローチしていければ良いと私は考えます。

 

ただし、家族性の要素でLDLコレステロール値が高い場合もありますので悪しからず。

 

 

 

 

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