9000円 (税込:9900円)
4980円 (税込:5478円)
病院に通ったけどお悩みのあなたへ
更年期とは、一般的に45〜55歳ごろの時期を指します。
この時期は、体や心にさまざまな不調が現れやすくなります。
「めまい」「体のだるさ」「疲れやすい」といった症状のほか、顔がほてる・汗をかきやすい・イライラする・寝つけない……といった自律神経の乱れに由来する症状がよくみられます。
フルミチ鍼灸院では、更年期の不調を「ホルモンの変化に対して自律神経が過敏に反応している状態」ととらえています。
そのため、自律神経のバランスを整え、体が安定して適応できる状態をつくることを目的に施術を行っています。
これが、鍼灸による更年期ケアであると考えています。
なぜお薬では更年期障害の改善がみられないのか? Reason
更年期障害の治療には、一般的にホルモン補充療法(HRT)などの医療的アプローチが行われます。
これにより症状が落ち着く方も多く、治療としてとても大切な選択肢です。
ただ一方で、ホットフラッシュ・めまい・頭痛・動悸・不眠などの症状が続く方も少なくありません。
その理由のひとつは、ホルモンの分泌量を整えるだけでは、自律神経の働きや血流、筋肉の緊張といった「体の反応のバランス」までは整わないためです。
フルミチ鍼灸院では、医療での治療を尊重しながら、お薬だけでは届きにくい自律神経や循環のバランスに働きかけ、身体がホルモンや自律神経の変化に振り回されず、安定しやすい状態をつくることを目的にしています。
当院の更年期症状に対する独自のアプローチ Approach
更年期症状の原因とフルミチ鍼灸院の考え方をお伝えします。
実は更年期症状の改善を考える上で大切なのは、鍼灸医学ならではの“全体をみる視点”です。
ホルモンの変化という一点だけでなく、頭のてっぺんから足の先までの状態を観察し、体のつながりを意識して整えていくことが重要です。
フルミチ鍼灸院では、更年期症状の原因を次のように考えています。
【考えられる原因】
首・肩・背中の筋肉のこりや過緊張
→ 上半身の血流を妨げ、ほてりや頭重感、動悸を引き起こすことがあります。
首から上に熱がこもっている状態
→ 顔のほてり・のぼせ・寝つきの悪さなどを感じやすくなります。
下腹部の血流が滞っている状態
→ 下半身が冷えやすくなり、体温調節や内臓機能に影響します。
自律神経のバランスの乱れ
→ 体温・睡眠・感情のコントロールが不安定になり、日によって症状が変わります。
【症状の一例】 のぼせやほてりが起きるしくみ
熱は上へと登っていく性質があります。
そのため、頭のほてりやのぼせは、体の中で熱のバランスが崩れ、
上半身に熱が偏っている状態と考えられます。
フルミチ鍼灸院では、次のような流れでのぼせ・ほてりが起きると考えています。
① 首・肩・肩甲骨まわりのこりや緊張、そして腹部の硬さ
→ 血流や熱の通り道がせまくなります。
② 頭部や顔面に熱がこもる
→ 上半身に熱が滞るようになります。
③ のぼせ・ほてり・顔の赤みが出る
→ 一方で下半身は冷えやすく、全身の寒熱バランスが崩れます。
代表的な更年期症状
さらにこの状態は、このような症状を引き起こすこともあります。
首の緊張からくるめまい
頭の筋肉のこわばりによる頭痛
背中の硬さや浅い呼吸による動悸や疲れやすさ
常にアクセルを踏み続けているような「休まらない状態」になり、結果として自律神経のバランスも乱れていると考えられます。
また、更年期障害の身体の状態としては、瘀血(おけつ)と呼ばれる血の滞り(うっ血)も深く関係しています。
血流が滞ることで熱がこもりやすく、痛みやだるさなどの不調が現れやすくなるのです。
瘀血について
瘀血とは、血の流れが滞っている状態を指します。
腹部を触診すると、特に下腹部に硬さや張りを感じることが多く、これは血流の停滞を示すサインです。
また、瘀血のある方の多くは、ストレスを感じやすかったり、呼吸が浅くなりやすいなど、自律神経のバランスが乱れた状態を同時に抱えています。
このように、更年期障害の改善を考えていくうえで大切なのは、単にホルモンや数値の変化をみるのではなく、身体全体の状態。特に「血の流れ」と「自律神経の働き」――を整える視点です。
つまり、病院での治療とは異なる角度から、
身体の内側のめぐりを整えていくことが、更年期障害の回復に重要な鍵となります。
更年期障害と鍼灸の仕組み Menopausal disorders and acupuncture
更年期の不調は、ホルモン変化だけでなく、筋肉の緊張や血流の滞り、自律神経の乱れが関係しています。
鍼灸では、ツボを通じてこれらのバランスを整えていきます。
① ツボに鍼を打つ
→ 体表からの刺激が神経を介して脳に伝わり、自律神経の働きが整い始めます。
② 首・肩・背中の筋肉のこわばりがゆるむ
→ これまで首より上にこもっていた熱が下へ降り、顔のほてりやのぼせが落ち着いていきます。
③ お腹の張りがやわらぎ、血流が改善
→ 下腹部の瘀血(血の滞り)が変化し、冷えやだるさが軽くなります。
④ 体全体のバランスが整う
→ ホットフラッシュ・のぼせ・めまい・頭痛・肩こりなどの症状がやわらいでいきます。
患部とは離れたツボに鍼をするのがポイント
更年期障害の改善には、痛みや不調が出ている場所に直接鍼をするだけではなく、離れたツボに鍼をすることがポイントです。
この写真では、下腹部(子宮まわり)の血流や自律神経のバランスを整える目的で、脚のツボ「三陰交」に鍼をしています。
三陰交は内くるぶしの上にあり、東洋医学では女性の体調を整える代表的なツボとされています。
ここに鍼をすることで、骨盤内の循環を促し、のぼせ・冷え・生理痛・更年期症状などの改善につながります。
このように下腹部に直接鍼を打つのではなく離れたツボを使います。
更年期症状にも良い箱灸 Moxibustion
お腹に「温活」の箱灸を行うことで、お腹の血行が良くなり、内臓の働きが活発になります。
特に腸の動きが整うことで、自律神経のうちリラックス時に働く副交感神経が優位になり、体が自然にゆるんでいきます。
腸と脳は密接に関係しており、腸がしっかり動くと脳で感じるストレスも和らぐことがわかっています。
そのため、箱灸によるお腹の温めは、ストレスの軽減や自律神経の安定に役立ち、更年期の症状緩和にもつながります。
「冷えを取る」だけでなく、心と体の両方がほっとゆるむ時間をつくること。
これが箱灸による更年期ケアの魅力です。
1日2名様
9000円 (税込:9900円)
4980円 (税込:5478円)
更年期障害による片頭痛が楽になりました
以前から、頭痛がひどく、更年期障害もあり、汗がひどい為、熱中症に何度かなりました。
吐き気と頭痛で何も出来ない状態でした。
病院で頭痛薬と吐き気止めをもらって、一時的には、おちつきました。
気管支喘息も患っているので、これ以上お薬が増えるのも心配でしたので、フルミチ鍼灸院さんを訪れました。
頭痛も吐き気も治り、頻尿の治療もして頂きとても感謝しています。
ありがとうございました。
今は、少し体調が悪くても、フルミチ鍼灸院さんの予約の日を見てもうすぐ診て頂けるから、大丈夫と心の支えでもあります。
あま市 50代 主婦
症状別専門項目 SYMPTOMS