あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
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脂肪がエネルギーになる時は運び屋が必要

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依頼という表現が適切かどうかは別として脂肪がエネルギーになる際には必要な存在がいます。

まず脂肪がエネルギーになるとはどういうことかと説明すると食べ物を食べて取り込まれた脂肪、いわば脂質が消化酵素によってちょきんと切られて脂肪酸になります。

それがミトコンドリア内に入ってアセチルCoAというものに変わることでエネルギーのサイクルに乗ることでエネルギーに変わります。

そのミトコンドリア内に入る時に専門の運送業者、運び屋に依頼する必要があるわけです。

ちなみに脂肪酸がアセチルCoAになる時に起こる反応をβ酸化と呼びます。

そして、その運び屋をカルニチンと呼びます。

※なぜか女性ドライバー。そこはスルーで。

 

カルニチンがあることによって…

脂肪酸はミトコンドリア内にスッと通過して入り、アセチルCoAになりエネルギーに変わっていきます。

 

しかし、このカルニチンがないと。

ミトコンドリア内に入れずエネルギーにはなりません。

脂質があぶれたままです。

 

カルニチンを合成するには何が必要?

カルニチンは人の体内で合成されます。

特に肝臓、脳、腎臓。

この3つの臓器で行われます。

そしてそのカルニチン合成に必要な栄養素は以下です。

・ビタミンC

・ナイアシン(ビタミンB3)

・鉄

・ビタミンB6

 

よって脂質をエネルギーに変えるにはぼーっと生きていては変わらない。

これらを意識する必要があるということですね。

 

ちなみにココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸はカルニチンがなくてもミトコンドリアにスッと入れます。

その速度オリーブオイルなどの長鎖脂肪酸に比べ4倍、代謝は10倍はやい。

すごい中鎖脂肪酸!

 

以上

脂質がエネルギーになるお話でした


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