今日は皆さんの体の中に当たり前のようについているものを紐解いていきたいと思います。
【耳】です。
耳と言えばやはりこの人。
元兵庫県議野々村竜太郎さん。
先日の裁判では『右耳に集中したいと思います。』という名言も出ました。
耳はこの野々村さんのように音を聞くという働きがあるほか、平衡感覚も感じる器官となります。
よって耳は平衡聴覚器ともいわれております。
この耳は外耳・中耳・内耳という3つのゾーンがあります。
【外耳】
外耳とは耳介~鼓膜までのエリアをいいます。
耳介というのは外から見えている部分です。
マギー審司さんの『でっかくなっちゃった』のでっかくなるところです。
耳掃除で掃除する通路は外耳道と呼ばれます。
そこに耳垢がたまります。
【中耳】
外耳の奥が中耳です。
外耳の終点が鼓膜でその奥に鼓室というスペースがあります。
その鼓室と咽頭(のど)を結ぶのが耳管という管。
鼓室と耳管を併せて中耳と呼びます。
鼓室には耳小骨という小さ~い骨があり、それが鼓膜の振動を内耳に伝えます。
耳管も音を伝えるのに一役買ってます。
それは鼓室の圧が外気圧と同じように保たれていればよく音が聞こえます。
しかし、エレベーターに乗って気圧が低くなったりするとそのバランスが崩れ、音が聞こえにくくなります。
経験ございますか??
そういう理由です。
【内耳】
内耳はさらにその奥。
側頭骨にあります。もう頭部にあるわけです。
内耳は前庭・半規管・蝸牛とよばれる3部位に分けられます。
ざっくりというと前庭と半規管が平衡感覚を主り、蝸牛が聴覚を主ります。
このように耳をひとつとっても本当の意味で『奥が深い』というわけです。
次回以降はこの時期プールも始まり、発症が多いであろう中耳炎についてみていこうと思います。
今日は耳の構造についてのお話でした。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。


