こんにちは。自律神経とお腹のお悩み専門鍼灸師、フルミチ鍼灸院院長の杉山です。
今日は「お盆時期に多いギックリ腰」についてお話します。
なぜお盆にギックリ腰が増えるのか?
あくまで私の考える説です。
お盆の時期は、普段とは違う生活リズムや身体の使い方が重なります。
例えばこんなケースが多く見られます。
-
実家に帰省して慣れない布団や座り方で寝起きする
-
長時間の車移動や渋滞による同じ姿勢
-
大掃除やお墓参りでの草むしり、重い荷物の持ち運び
-
親戚や友人との集まりで座りっぱなし・立ちっぱなしが続く
これらは腰の筋肉や靭帯に負担をかけ、急な動きで「ギクッ」と発症するリスクを高めます。
鍼灸でできるサポート
ギックリ腰は急性期の痛みだけでなく、その後の回復スピードや再発予防が重要です。
鍼灸では以下のような効果が期待できます。
-
痛みを引き起こしている筋肉の緊張をやわらげる
-
炎症部位への血流を促進し、回復を助ける
-
体幹のバランスを整え、再発しにくい姿勢を作る
特に整動鍼のアプローチでは、腰そのものだけでなく、腰と連動する幹部とは離れたツボを使い、全身の動きをスムーズにすることを目指します。
予防のポイント
-
長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がって下肢のストレッチ
-
重い物は腰を丸めず、膝を曲げて持ち上げる
-
寝具や座布団の硬さ・高さを見直す
-
前日までの疲労をため込まないように睡眠を確保する
最後に
お盆は楽しい予定も多いですが、腰の痛みで台無しにしないためにも、日頃からのケアが大切です。
「腰の不安を抱えたまま移動や作業をするのは心配」という方は、お出かけ前のメンテナンスとして鍼灸を取り入れてみてください。
ご予約・ご相談お待ちしております。


