正しいことを正しく、私見とともにお伝えしていこうかと思います。
多発する健康被害 マッサージは安易に受けてはいけない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160311-00000022-nkgendai-hlth
ヤフーニュースでも問題視されている事柄です。
確かにここ数年の『もみほぐし店』の増加はすごいです。
黄色い看板やよく見たことがあるロゴが目に入れば入る分「たくさん展開しているから大丈夫だ」と錯覚してしまうのは人間誰しもあるところです。
そして、マッサージは資格が必要なものという常識が知る人ぞ知る知識になっているのも事実です。
最近、スギヤマ治療院にも『首の施術を受けてから痛み・シビレ感が出てしまった。』という方がご来院されました。
アクティベータや鍼灸治療を行い、痛みやシビレ感はとれたものの力の入り方が以前よりも悪く、スギヤマ治療院で治療を継続されている方もいらっしゃいます。
マッサージの治療を行うにおいてもちゃんと法律があります。
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律
(昭和二十二年十二月二十日法律第二百十七号)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO217.html
簡単に言うと3年以上専門学校で学んだ後国家試験に通ったもののみマッサージの治療を行う事ができます。
僕は名古屋鍼灸学校http://www.meisin.ac.jp/を卒業し、国家試験に合格し免許を頂いております
恥ずかしながら僕はかつてお客さんが満足するならそれが正解だからそれでいいんじゃないか?と思っていました。
しかし、実際に自分が開業してやってみると『もみほぐし店で体調を崩した』という案件をよく聞くようになりかなり悔しい思いで一杯になっております。
最近ではこの道に進もうとする人やこの道でずっとやっていきたいという人に対しては免許を取得することをお勧めしております。
現実、免許を取得したところで上手とは限りません。
本人の努力次第なところが大きいです。
じゃあ免許を取らなくても今のご時世人を揉めるからそれでいいんじゃないのか??というのは間違いです。
いくら研修制度がしっかりとしていると自負しているもみほぐし店やリラクゼーションサロンであっても3年間という時間勉強することはありません。
知識や技術ってのは3年学んでもさらに学ばなければ錆びてしまいます。
刀と同じで研がなければいけません。
有資格者のほとんどは3年間という準備期間を経てそこから更に勉強をします。
リラクゼーションサロンで厳しい研修を経たとしても長くて数ヶ月でしょう。
さらに資格が無ければ受けられるセミナー・勉強会も限られてきます。
その差は明白です。
よってちゃんと資格を持っている人の元で治療を受けることをおすすめいたします。
ちなみにスギヤマ治療院にはもみほぐし店やリラクゼーションサロンで施術を受けている人は来ませんので決して無資格店舗へのひがみではありませんので悪しからず。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。


