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潰瘍性大腸炎でなぜ下痢になる?

下痢が起こる仕組みのお話し

潰瘍性大腸炎を考えていく上で、まず主な症状を考えていきましょう。

 

・繰り返し起きる下痢

・血便や粘血便

・腹痛

これらが挙げられます。

今回のブログではなぜ下痢が繰り返し起こるのかを考えていきます。

 

繰り返し起きる下痢について

潰瘍性大腸炎の主症状である下痢。

1日に何度も排便があり、緩い便、形のない便が出続けます。

また一旦良くなってもしばらくすると下痢が続くこともあります。

次になぜ下痢になるのかを考えていきます。

 

潰瘍性大腸炎でなぜ下痢になる??

腸が炎症を起こし、びらんや潰瘍といったいわば腸に傷がついた状態になります。

本来であれば食べた内容物がゆっくり進み水分が吸収され、固形の便になるのですがそうならなくなります。

 

理由①:腸粘膜の炎症

炎症が起きることで腸粘膜がダメージを受けます。

その結果、水分が吸収されず水様の便になります。

 

理由②:炎症による過剰な蠕動運動

炎症状態は交感神経優位ではありますが蠕動運動が活発になります。

そのため水分が腸に吸収される前に便として出てしまうので下痢になります。

これには炎症性サイトカインという火付け役が関わっていると言われています。

 

自律神経に関して

炎症があり、交感神経優位。

交感神経が優位だと腸の働きは鈍ります。

しかし、炎症があると炎症性サイトカインという火付け役や局所の神経反射が絡むことで腸の運動が活発になり過ぎてしまいます。

なので水分を吸収せずにどんどん進んでいってしまうため下痢になるという感じです。

 

鍼灸治療は何がいい?

鍼灸の治療は副交感神経を優位にさせることで、腸の蠕動運動が正常になる。

腸の血流が改善して炎症性サイトカインの産生を抑制、腸の粘膜を修復させます。

結果、下痢が楽になることが考えられます。

 

今回の学会発表の症例でも鍼灸を導入してから早期に寛解導入できています。

 

 


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