ふと思った。
『定期的に運動をしているから治療は必要ない。』
こういった話はどうなのであろうか??
運動をした結果気になっていた症状が取れてきたりすることは往々にしてあるでしょう。
しかし、治療をするということはミクロな話ではなく、大変マクロな話になってくると僕は考えております。
例えば腰が痛むとします。
弱化していた例えば腹筋を鍛えたとします。
痛みが取れた。
こういう話はあるでしょう。
これは腰部に限局したミクロな話です。
僕が行っている治療でもそうですが鍼灸で言えば身体の五臓六腑を経絡を調整することで整えます。
アクティベータで言えば神経系のエラーを調整します。
要は治療をすることでその人が持っているエネルギーたるものが整い、自ら治る力が養われていきます。
筋骨格系のみならず全体的なアプローチになります。
理想をいえば、
定期的な運動かつ定期的な治療、これがベターです。
スポーツをしている人であれば治療を加えることで身体の状態はもちろん、結果も変わってくると思います。
僕はキックボクシングの選手を診ていても、野球の選手を診ていても『痛いところ=原因』ではなかったりします。
例えば右肩が痛いとして運動しているから治療は必要ないとして右肩ばっかり鍛えていても変わらないかもしれません。
左の股関節を調整して右肩の痛みが取れてしまうということもあります。
もしかしたら手首が硬く、肩に負担がかかっているかもしれません。
それが改善されれば結果は変わるかもしれません。
そういった意味でも運動のみしていれば・・・というのは違うのかもしれません。
全体を診ることはこういう部分でも大切です。
また、たいがいのスポーツは軸がキーポイントですからね。
そういった意味でも治療は生きてきます。
これからオリンピックが始まりますが水泳選手も軸がぶれてぐにゃぐにゃ泳いでいれば結果はついてこないでしょう。
野球のピッチャーも疲れて、軸がぶれればコントロールがさだまりません。
今日の高校野球を見ていても帽子がずれてきたり投げた後に帽子が飛ぶようになってから途端に制球が定まりませんでした。
これはアスリートだけではなく、一般のスポーツ愛好者にもいえます。
身体のバランスが崩れた状態でのジムワークは当然怪我もしやすいですし、左右の力の差も出るでしょう。
スギヤマ治療院にいらっしゃる方でもやはり、運動前もしくは運動後に治療をされている方は楽しく、長くスポーツをされる方が多いです。
※これはあくまでも僕の持論ですからあしからず。。。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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