お腹の張りと便秘と鍼灸
こんにちは。
自律神経とお腹のお悩み専門鍼灸師、フルミチ鍼灸院院長の杉山です。
「お腹が張ってつらい」「食べてないのに苦しい」
そんな膨満感の背景には、意外にも便秘が関係していることが多くあります。
見落とされがちな“残便”や“ガスの停滞”
毎日排便があっても、腸の中に便やガスが残っていることがあります。
このような状態では腸内に停滞が起こり、張りや圧迫感が強くなります。
特に腸の蠕動運動がうまく働いていないと、ガスが流れにくくなり、
「出しきれていない感覚」が続きます。
自律神経の乱れが腸の動きを鈍らせる
腸の動きには、自律神経が大きく関わっています。
ストレスや緊張が続くと交感神経が優位になり、腸の動きが弱まります。
その結果、便秘やガスの停滞による膨満感が生まれるのです。
鍼灸ができること
フルミチ鍼灸院では、整動鍼の理論をもとに、
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背中やお腹の緊張をやわらげることで腸の働きを整える
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呼吸を深め、副交感神経が働きやすい状態をつくる
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ガスや便の排出を促すような体の反応を引き出す
こうしたアプローチを通して、「張るお腹」から「動くお腹」への変化をめざします。
薬では補えない“身体のバランス調整”
整腸剤やガス抜きの薬では一時的に症状が緩和しても、
自律神経や身体の緊張状態がそのままだと再発を繰り返します。
鍼灸では、体そのものの回復力を引き出すことができるため、
慢性的な膨満感に対しても根本からの改善をめざすことが可能です。
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