あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
ネット予約

愛知県あま市古道長田451-1 (名鉄七宝駅から北へ1km)

■営業時間 9:00~12:00/14:00~19:00

■休診日 水曜日午後、日曜日、祝日の月曜日

土曜日午後も診療駐車場完備

ブログ

ブログ

過敏性腸症候群(便秘型)に鍼灸が役立つ理由を考えました

つらい便秘解消を鍼灸で!

 

「便意はあるのに出ない」

「何日もお通じがない」

「お腹が張って苦しい」

こうした便秘の症状に悩んでいませんか?

 

もしかすると、それは過敏性腸症候群(IBS)の便秘型かもしれません。

IBSといえば先日もブログでアップした「下痢」のイメージが強いかもしれませんが、実は便秘型も多くの方が悩まされているタイプです。

今回は、IBS便秘型の特徴や原因、そして鍼灸でできるサポートについてお話しします。


IBS便秘型とは?

過敏性腸症候群は、検査をしても器質的な異常が見つからないのに、お腹の不調が慢性的に続く病気です。

 

便秘型では、

  • 排便回数が週に3回未満

  • 便が硬くコロコロしている

  • 排便後もすっきりしない

  • お腹の張りや痛みがある

といった症状がみられます。ストレスや生活リズムの乱れが引き金になることが多く、「朝トイレに行きたいけれど時間がない」「外で排便したくない」といった習慣も症状を悪化させます。


なぜ鍼灸が効くの?

IBS便秘型では、自律神経のバランスが乱れ、腸の運動(蠕動運動)がうまくいかなくなっていることが多くあります。

鍼灸では、こうした腸の働きをコントロールしている自律神経の調整を得意としています。

鍼灸によって期待できる効果

  • 副交感神経を高めて、腸の動きを整える

  • お腹や背中のツボで、腸の緊張をゆるめる

  • ストレスや不安による“脳腸の緊張”を和らげる

  • 血流を促進し、冷えや内臓の機能低下を改善する

とくに、ストレスによる便秘朝に出にくいタイプの便秘には、鍼灸が相性の良い選択肢です。


無理に出すのではなく、出やすい体へ

市販の便秘薬でなんとか出している方も多いかもしれませんが、体の根本が整っていなければ、すぐに元に戻ってしまいます。

フルミチ鍼灸院では、

  • 無理に「出す」ことよりも

  • 「自然に出る状態」へ整えること

を大切にしています。


つらい便秘、我慢しないでご相談ください

IBSの便秘型は、下痢型と同じく外から分かりませんので周りに理解されにくく、我慢してしまいがちです。

でも、我慢を続けることが改善につながるわけではありません。

鍼灸は、薬だけでは改善しにくい便秘に対して、やさしく寄り添う手段のひとつです。

 

「病院では異常がないと言われたけれど、どうしてもつらい」

そんなあなたは、一度鍼灸治療を試してみてください。

 


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

胃の不調とストレスの関係とは?

胃とストレス

「胃の不調が続いているのに、検査では異常がない」

「ストレスのせいだと言われたけど、それで片づけられても…」

こんな経験はありませんか?

実は、胃の症状とストレスには深い関係があり、それは単なる「気のせい」ではありません。

 

ストレスで胃はどうなる?

私たちの体はストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、胃腸の働きはこの2つのバランスで調整されています。

・交感神経(緊張・ストレス状態)→ 胃の血流が低下し、働きが抑制される

・副交感神経(リラックス状態)→ 胃の動きや消化機能が促進される

つまり、ストレスで交感神経が優位になると、胃の動きが鈍くなり、食後のもたれや胃痛、食欲不振などが起こりやすくなるのです。

 

「検査では異常がない」のに苦しい理由

機能性ディスペプシア(FD)という診断名があります。

これは、内視鏡や胃カメラや血液検査では異常が見つからないにもかかわらず、慢性的に胃の不快感が続く状態のことを指します。

多くの場合、原因として挙げられるのが「ストレス」と「自律神経の乱れ」です。

けれど、それはあくまで“体に出ている症状”を起こしている背景であって、「気持ちの問題」で片付けてはいけません。

 

鍼灸から見たストレスと胃のつながり

鍼灸では、

特に、自律神経に関わる、胃腸の働きに関係するツボに刺激を与えることで、ストレス→自律神経の乱れ→胃の不調という悪循環を断ち切っていくことができます。

薬だけでは変わらなかった方が、「なんだかスッと楽になった」と感じるのも、こうした“全体を見たアプローチ”によるものです。


まとめ

ストレスと胃の不調は、切っても切れない関係にあります。

それは決して“気持ちの問題”ではなく、身体の反応としてきちんと存在する問題です。

鍼灸とFDの相性は非常に良いのでぜひお試しください。

 

「きれいな胃ですね」と言われても苦しいあなたへ、ぜひ一度、体から整える方法を試してみてください。

そしてもっと深くFD(機能性ディスペプシア)を知りたい方へ私の著書をご紹介します。

『「きれいな胃してますね〜」と言われた時に読む本 -機能性ディスペプシア読本-』

Amazonで見る

臨床経験と症例に基づいて、FDという見えにくい不調の背景を丁寧に掘り下げた一冊です。

ぜひご覧ください。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

過敏性腸症候群下痢型の対処と鍼灸ができることを考えました

過敏性腸症候群下痢型を考える

IBS(下痢型)ってどんな状態?

IBS(過敏性腸症候群)は、検査をしても明確な異常が見つからないにも関わらず、お腹の症状が続く病気です。

中でも「下痢型」は、以下のような特徴があります:

  • 突然の腹痛とともに強い便意

  • ストレスや緊張時に症状が悪化

  • トイレが気になり、外出が不安になる

  • 排便後に症状がやわらぐことが多い

これらの症状が慢性的に、週に1日以上・3ヶ月以上続くようであれば、IBSの可能性があります。

 


なぜ“緊張”でお腹が痛くなるの?

人はストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れます。

交感神経が過剰にはたらくと、腸が活発に動きすぎてしまい、便意や腹痛につながるのです。

さらに脳には「扁桃体(へんとうたい)」という不安を感じ取る部分があります。

この扁桃体が過敏になっていると、ちょっとしたことで「またお腹が痛くなるかも…」という予期不安を感じてしまいます。


鍼灸でできるサポート

フルミチ鍼灸院では、こうした自律神経のアンバランスに対して、鍼灸でのアプローチを行っています。

  • 背中やお腹を緩めるツボを使って、内臓の働きを高めていく

  • 呼吸が深くなり、安心感が生まれる

  • 扁桃体の過剰な興奮をおさえ、「また痛くなるかも」という不安をやわらげる

「症状を抑える」のではなく、“症状が起きにくい体”に整えることを大切にしています。


日常でできるセルフケアも大事

鍼灸と並行して、生活習慣の見直しも重要です。

  • カフェインや冷たい飲み物を控える

  • 朝食はしっかり食べて腸をリズムにのせる

  • 寝る前にスマホを見ない、光をおさえて睡眠の質を上げる

  • 呼吸を深める時間を作る

こうしたちょっとした工夫も、体と心の安心感につながります。


お腹の不安を、ひとりで抱えないで

IBS(下痢型)は、ケガと違って外からはわかりません。

そのためなかなか理解されにくく、ひとりで悩みを抱えている方も多い症状です。

でも、施術の回数を重ねていけば変わっていきます。

「治療してもらってからだいぶ楽かな」

このように違いに目線がむけていけるとお腹の調子は少しずつ変わっていきます。

過敏性腸症候群の症状でお困りの方は、ぜひご相談ください。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

胃の動きをよくする鍼灸の可能性を考える

機能性ディスペプシアと鍼灸

 

「なんとなく胃が重い」が続くあなたへ

「食べるとすぐお腹がいっぱいになる」

「胃が張って気持ち悪い。でも病院では“異常なし”」

そんな声を、日々の臨床でよく聞きます。

この状態、いわゆる「機能性ディスペプシア(FD)」と呼ばれるものかもしれません。

 

FDは、検査でこれといった異常が出ないのに、胃の不調が慢性的に続くというタイプの不調です。

薬も出るけど、なかなかスッキリしない。

そんなときに「鍼灸ってどうなんだろう?」と思う人もここ最近では増えてきました。

今回は、鍼灸がどう胃の動きに関わるのか。

どんな人に合いやすいのか。

FDに特化して臨床・学会発表・書籍まで出してきた立場から、できるだけ分かりやすくお話します。


胃の調子は「自律神経」のバランスで決まる

まず、胃の働きって、自律神経という神経のバランスにかなり左右されます。

簡単に言えば、リラックスしているとき(副交感神経が優位)は、胃がちゃんと動いて消化もしっかり進みます。

逆に、ストレスがかかっていたり、緊張が続いていたりすると(交感神経が優位)、胃の動きが鈍くなります。

FDの人って、この「交感神経が優位になり、胃がうまく働かない」状態が続いてることが多いんです。

 


鍼灸で神経のバランスを整える

鍼灸が得意なのは、“自律神経のバランスを調整する”こと。

ツボを使うことで、副交感神経(リラックスの神経)がしっかり働きやすい状態をつくっていきます。

よく施術中に「お腹がグーッと鳴ってきた」という声を聞きますが、これは副交感神経が働いて、消化が動き出しているサインでもあります。

ちなみに今日も新患さんのお腹が鳴っていました。

 

もちろん、「このツボ一本でFDが治る」なんて単純な話ではありません。

でも、鍼灸はその人の筋肉の硬さなどに合わせて手当てできるので、一人ひとりに合わせた施術ができるのが強みなんです。


鍼灸で良くなる人って、どんなタイプ?

実際に臨床で見ていて、鍼灸が合いやすい人には共通点があります。

  • 胃の不調がストレスとセットで出やすい人

  • 検査は問題ないのに、ずっとモヤモヤしている人

  • 寝つきが悪い・朝すっきりしないなど、自律神経の不調も感じている人

  • 薬を飲んでも劇的な変化がなかった人

こういう方に、鍼灸のアプローチが“身体の底”から働きかけてくれることがあります。


まとめ

FDって、はたから見ると「元気そう」なのに、本人はずっとつらいんですよね。

しかも「原因が分からない」って言われるから、不安も積もりやすい。

鍼灸はそんな“目に見えない不調”に、静かにでも確実に寄り添える選択肢だと思っています。

「身体を整えることで、心も落ち着いて、胃の調子も変わってくる」——

FDと鍼灸は非常に相性が良くこれからのFD治療の可能性を広げてくれるものであると私は本気で思ってます。

 

原因不明の胃痛でお悩みの方はぜひご相談ください!

 

もっと深くFDを知りたい方へ、こちらの私の書籍をおすすめします。

臨床現場での経験と、自律神経・消化機能に関する知見をもとに書き下ろした一冊です。

『「きれいな胃してますね〜」と言われた時に読む本 -機能性ディスペプシア読本-』

Amazonページはこちら

FDで悩む方が、「そうだったのか」と少しでも前向きになれるように、との思いで綴りました。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

なぜ過敏性腸症候群(IBS)は「緊張」で悪化するのか?

こんにちは。フルミチ鍼灸院です。

今回は、めちゃめちゃ鍼灸院とマッチングした内容です!

「緊張するとお腹が痛くなる」「会議前にトイレに行きたくなる」――こうした症状に悩む方が多く抱える過敏性腸症候群(IBS)について、「なぜ緊張で悪化するのか?」という視点からお伝えします。

 

IBSの特徴:ストレスとお腹の関係

過敏性腸症候群は、腸に器質的な異常(潰瘍や炎症など)は見られないのに、便通異常や腹痛が繰り返される状態です。

そして最大の特徴が、ストレスや緊張によって症状が強く出ることです。

  • 通勤電車や会議前に急にお腹が痛くなる

  • 人と会う前に必ずトイレに行きたくなる

  • 旅行先で便秘・下痢が起きる

これらはすべて、自律神経のが大きく関わっています。

 

自律神経と腸の動き

私たちの体には「自律神経」という、内臓の働きや血流、呼吸などを無意識にコントロールする神経があります。

耳にしたことがあるという方は多いと思いますが掘り下げていきます。

 

自律神経には2つの働きがあります。

  • 交感神経(緊張・興奮のスイッチ)

  • 副交感神経(リラックス・回復のスイッチ)

通常、この2つの神経がバランスよく切り替わることで、腸もリズムよく動いています。

しかし、強い緊張やストレスがかかると交感神経ばかりが働いてしまい、副交感神経の働きが低下します。

その結果、

  • 腸の動きが速くなって下痢が起きる

  • 逆に止まってしまって便秘になる

  • ガスがたまりやすくなる

といった症状につながります。

 

脳と腸はつながっている

最近では、「脳腸相関(のうちょうそうかん)」という言葉も広く知られるようになってきました。

これは、脳(メンタルの状態)と腸(消化管の動き)は密接につながっているという考え方です。

不安やイライラといった感情が、神経を通じて腸に伝わり、腸の動きに変化を起こすのです。

つまり、緊張やストレスが強まることで、腸が過敏に反応してしまうのがIBSなのです。

 

鍼灸でできること

鍼灸は、まさにこの「自律神経のバランスを整える」ことに力を発揮します。

  • 背中やお腹のツボを使って、腸の動きを穏やかに調整

  • 呼吸が深くなり、交感神経の過剰な緊張をやわらげる

  • 体のこわばりや冷えを解消し、安心できる状態をつくる

IBSの治療では、腸そのものにアプローチするだけでなく、体と心が安心できる環境を整えることがとても大切です。

 

まとめ

IBSが緊張で悪化するのは、「気のせい」ではありません。

自律神経の働きと、脳と腸のつながりによる、体の自然な反応なのです。

もし「またお腹が痛くなるかも」「出かけるのが怖い」と不安を感じている方がいらっしゃれば、それは体からのサインかもしれません。

フルミチ鍼灸院では、症状だけでなく、その背景にある体の状態を丁寧に整えていきます。

どうぞお気軽にご相談ください。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

ニュース


2020年2月4日 腰痛解決・病院では教えてくれない【連動】による鍼灸アプローチ 長年腰痛でお悩みの方は人生が変わります!
病院ではお話しされない腰痛が解決する当院独自の『連動』理論を徹底解説しております。
ぜひご覧ください。

ブログ記事も合わせてお読みください»

Instagram
電子問診票
ページのトップへ戻る